近年、グーグルが社内研修に取り入れ、世界的なブームとなっている「マインドフルネス低減法」瞑想の効果、そして、水素吸入における身体の効果にて共通点がありますので、今回ご紹介させていただきます。
マインドフルネス低減法・・・元々患者の痛みを和らげるために開発され、そこから鬱などを引き起こす精神的ストレスに応用されたのを経て、現在のようにGoolge(グーグル)やApple、Yahoo!などビジネスの現場に取り入れられています。「今この瞬間」に起こっている身体の内外の経験に集中している心理状態、または、その状態に向かうプロセスのことを指す概念です。呼吸を丁寧に行うことで「集中力・記憶力・創造性・共感性が高まる・睡眠の質が改善される」などの効果をあげています。
マインドフルネス低減法を実践しているときに現れる身体の状態は、指先が温かくなり、瞳孔が収縮する。つまり副交感神経が優位な状態になります。副交感神経が優位でリラックスをしている状態では、脳はぼーっとしてしまいがちですが、身体が沈静化していながらも、脳は前頭前野部の血流が大幅に増大し、活性化する。この心身の状態は、水素吸入をしているときの効果と同等だということです。
精神的には落ち着いているのに、集中力や反応速度はアップしているという特殊なこの状態は、いわゆるヨガや座禅における瞑想やスポーツで高いパフォーマンスを発揮できる「ゾーン」と呼ばれる心身状態に酷似しています。
ヨガや座禅の僧侶、プロスポーツ選手が、修行や並々ならぬ訓練によって獲得するゾーンという状態を、水素吸入を行うことで普段の生活に取り入れて過ごすことができるのです。
日常生活に水素吸入を取り入れて、快活なマインドがフルの生活を取り入れていけたらよいですね。
『水素を吸えば「脳」が変わる』著者:竹原タカシ(2018年1月刊行)より