現代人が抱える「脳疲労」。その脳疲労に対し水素吸入が効果的だということを、NIRS、MRI機器を用いて脳の内部を可視化、また、被験者の変化を具体的に数値化したデータを用いて紹介しています。疲労、とは一体なんなのでしょうか？疲労とは、脳がストレスを受けて起きる自律神経系がバランスを失った状態のことで、身体的な疲労ではないのです（長時間のPC操作で眼の疲労を感じるかと思いますが、本当に疲労したのは眼球ではなく、脳。そのPC操作の緊張した状態に疲弊した脳が、眼が疲れた、という信号を発して行動を止めさせる）
それでは、著作の中の実験結果から明らかになった脳の変化を何点か挙げます
①動体視力32％アップ、脳ストレス26％ダウン、聴機能67％アップ、皮膚感覚160％アップ、左右認知機能と視野の拡がりアップ、平衡感覚アップ、短期記憶力アップ
②思考や認知、情動をつかさどる前頭葉が活性化と同時に、副交感神経活性化させリラックス状態へ導き、スポーツ選手や座禅、瞑想でいう「ゾーン状態」になれる。
　これらのことが分かりやすく解説されており、生活の中のあらゆるシーンに合わせた活用法を紹介しています。水素の抗酸化作用だけではなく、心身への作用もわかりやすく学べます。ぜひご一読ください。著者：竹原タカシ
監修：矢田幸博（医学博士）