11月11日は配線器具の日だそうです。2口コンセントのプラグ差込口の形状を、11月11日の2つの「11」でイメージするためです。
JEWA日本配線システム工業会によると、延長コードの寿命は3~5年だそうです。引っ張って抜き差しする、束ねて使用する、家具などで挟んで使用するなどといったコードに負荷がかかる使い方をすると、更に寿命が短くなってしまうそうです。
適切な使い方をしていても長く使ううちに電圧が低下することがあります。ミンテンテックでもお客様からの依頼で水素発生器を修理した際に、延長コードを交換することで電流電圧が正常になったという事例があります。この場合、延長コードに問題がないかのように見えても、実は電圧が低下していたと考えられます。古くなった延長コードを更に使い続けると劣化が進み、内部で断線して発火の原因になります。
壁のコンセントに直接接続するのが最も良いのですが、延長コードを使わざるを得ない場合も多いと思います。延長コードの交換目安は、プラグの根元が変形したり焦げたりしている、延長コードを動かすと電源が消えたりする、差込口やコードに破損や傷がある等の状況が見られた時です。この機会にぜひ一度ご確認ください。