これまでも、③中国・武漢では、コロナによる中等症肺炎の患者に対して水素ガス吸入治療の臨床試験が行われ、水素ガス吸入が症状を改善する、と発表をしており、また、④九州保健福祉大学では、AFHは免疫を強化すること、炎症を抑えること、血管を若返らせること、を証明してきました。ただ、これまでの研究結果では、水素の作用・効果のメカニズムの証明が不十分な点があったようです。その不十分とされていた点の作用機序が、現在、世界中の研究によってどんどんと明らかになってきています。
水素研究の最前線を紹介しました。水素治療の科学的作用機序が明らかになっていけば、水素治療がますます普及していくのではないでしょうか。
参考文献
「水素は活性化した好中球のNETs産生を抑制し、炎症反応を改善する」
2022年1月14日 慶応義塾大学医学部よりプレスリリース