去る2019年1月24日、BSテレ東の番組「日経プラス10」で「水素吸入医療法で治療法は変わる」と題して今、現在わかっている水素の効果や今、どのような臨床研究が行われているのかについて、放送されました。
水素の抗酸化作用について丁寧にわかりやすく解説し、糖尿病患者への水素吸入の効果がデータとともに紹介されました。また、慶応義塾大学病院で、心筋梗塞のときのラットを使い、水素を吸わせたラットと吸わせなかったラットの心臓の違いを紹介。人体への有効性を示す臨床研究が今、急ピッチで進んでいるという紹介がありました。
同大学の佐野元昭センター長は、水素はあまり費用がかからないため、保険診療になれば多くの人に恩恵をもたらすとして、将来、水素ガスを医薬品にしていきたい、という意気込みを見せていました。