水素の医学的効果について、じつは膨大な研究結果があります。その研究結果についてほとんど知られていないことを残念に思う著者。そして、水素の生理作用についての地道な研究と、浅薄な水素水ブームとの乖離が年を追って大きくなっていくのを黙って見ていられなくなって、この本を著すことにした、と著者はいいます。
大学などの研究者のインタビューも掲載されており、水素の研究の経緯、今後の研究について期待されることなど研究者の考えもわかります。
水素の医療効果については、まだまだこれからも研究が続けていく必要があるということですが、まずはこの一冊で、水素の医学的効果について正しい情報が広まっていくことを望みます。