水素エネルギー活用のニュースが世間をにぎわせていますが、エネルギー生産方法や工業用活用、などがまだまだ多い中、身近な生活の中にも実際に水素社会を感じられるニュースがありましたので、いくつかピックアップしたいと思います!
JR東日本ではすでに「JR竹芝 水素シャトルバス」の運用を行っていますが、先月18日には、国内初、水素をエネルギー源とする燃料電池の電力と、バッテリーの電力を主電源とするハイブリッド車輛「HYBARU」の実証試験が発表されました。今年の3月下旬から、川崎市の南武線、鶴見線でその実証試験が始まります。2050年度のCO2排出量ゼロを目指すJR東日本は、今後はこの車両をベースとした車輛の導入を進めていく、と発表しています。
また、UCC上島珈琲では水素を燃料としたコーヒー豆の焙煎をする工場を新設、2024年の稼働を目指すと発表がありました。他にも、愛媛県の西条市では、工場の排熱と地下水の温度差で水素を放出・吸収しながら電力を使わずに冷水を製造し、いちご栽培やサツキマスという高級魚の養殖を行っています。
このように、交通や食という身近なところで、水素エネルギーの恩恵を知らず知らずのうちに享受しているのですね。多くの企業努力により環境にやさしい生活が実現しつつあるのを肌で感じます。 企業サイト:JR東日本 (jreast.co.jp) プレスルーム | コーヒーはUCC上島珈琲 西条クール・アースプロジェクト – 西条市ホームページ (city.saijo.ehime.jp)