株式会社ミンテンテック

進む水素社会の実現~川崎市での取組~

2021/09/13

進む水素社会の実現~川崎市での取組~

川崎市では2015年に「水素社会実現に向けた川崎水素戦略」を策定してから、水素エネルギーの積極的な導入と利活用による「未来型環境・産業都市」の実現を目指して取り組んでいます。具体的には先導的なモデルとなるプロジェクトとして、以下の8つのリーディングプロジェクトを企業や国等多様な主体と連携して推進しています。

1.水素サプライチェーン構築モデル
2.水素BCPモデル
3.鉄道駅における水素BCPモデル
4.地域循環型水素地産地消モデル
5.燃料電池フォークリフト導入・クリーン水素活用モデル
6.パッケージ型水素ステーションモデル
7.CO2フリー水素充填・フォークリフト活用モデル実証事業
8.燃料電池鉄道車両の実用化に向けた実証事業

また川崎臨海部では、企業の保有するパイプラインで水素がネットワーク化されており、さまざまなところで水素を活用しています。その量、全国で使用されている水素の約11%。1時間あたりの水素供給量は電気に換算すると約87万世帯分にもなっています。

現在、水素は主に工業用途として活用されていますが、今後はわたしたちの身近なところや家庭でも水素はあたり前のエネルギー源として活用される日がくるのではないでしょうか。

東京都内と神奈川県内を走る地下鉄・電車の車内のポスター