株式会社ミンテンテック

G7環境相会合で各国代表が日本企業の水素技術を視察

2023/05/15

G7環境相会合で各国代表が日本企業の水素技術を視察 ―水素製造における国際協力にも期待

 4月15日、16日に札幌でG7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催されました。会合閉幕後の共同声明には、水素やアンモニアが様々な分野・産業、さらに電力部門において脱炭素化に貢献することができると明記されて  います。
この会合では日本企業による水素やアンモニアを用いた技術が紹介され、西村経済産業相が各国の閣僚らとともに展示ブースを訪れて技術説明を受けました。
トヨタは燃料電池車(FCV)技術を活かして開発した、水を電気分解して水素を製造する「低コスト水電解装置」を展示しました。再生可能エネルギーを用いることで、製造工程で二酸化炭素(CO2)が発生しない「グリーン水素」を作ることができ、すでに国内で導入されています。
また、一部の閣僚らは小樽市で川崎重工業が建造した世界初の液化水素運搬船を視察しました。この水素運搬船では超低温技術を用いて水素の体積を800分の1に減少させることで、水素の大量輸送が可能になります。水素の輸送技術の確立が課題とされている中で、米エネルギー省のグランホルム長官はこの技術を高く評価して、日本向け水素輸出についての意欲を示しました。
 4月15日、16日に札幌でG7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催されました。会合閉幕後の共同声明には、水素やアンモニアが様々な分野・産業、さらに電力部門において脱炭素化に貢献することができると明記されています。
この会合では日本企業による水素やアンモニアを用いた技術が紹介され、西村経済産業相が各国の閣僚らとともに展示ブースを訪れて技術説明を受けました。
トヨタは燃料電池車(FCV)技術を活かして開発した、水を電気分解して水素を製造する「低コスト水電解装置」を展示しました。再生可能エネルギーを用いることで、製造工程で二酸化炭素(CO2)が発生しない「グリーン水素」を作ることができ、すでに国内で導入されています。
また、一部の閣僚らは小樽市で川崎重工業が建造した世界初の液化水素運搬船を視察しました。この水素運搬船では超低温技術を用いて水素の体積を800分の1に減少させることで、水素の大量輸送が可能になります。水素の輸送技術の確立が課題とされている中で、米エネルギー省のグランホルム長官はこの技術を高く評価して、日本向け水素輸出についての意欲を示しました。